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フォーカス調整不要、被写界深度拡大 産業用カメラ

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光学設計と画像処理技術の融合により、従来カメラ比約3倍の被写界深度を実現。

【 概要 】

 被写界深度とは、撮影画像の焦点が合っているように見える被写体の距離の範囲のことをさします。被写界深度拡大カメラは、解像度と明るさを犠牲にすることなく被写界深度を拡大するカメラで、レンズとの距離や角度などを調整することなく被写体を明瞭に撮影することができます。これまで複数のカメラを設置する必要があったシーンや、フォーカスを合わせなおす必要であったシーンも一度に1台で撮影できる範囲が広がります。フォーカス調整の部品が不要なため安定性と信頼性に優れ、かつ小型のマシンビジョン環境を実現することができ、FA(ファクトリーオートメーション)、物流、セキュリティ、パーソナルなどさまざまな分野での応用が可能です。


【 特徴 】

 被写界深度拡大カメラは、専用レンズと画像処理内蔵の専用カメラから構成されています。一般的なカメラでは絞りを絞ることにより被写界深度を伸ばせますが、画像が暗くなってしまいます。本カメラでは明るさを維持したまま被写界深度を伸ばすことができます。専用レンズは、各種焦点距離のラインナップ(焦点距離:8.5mm、12mm、35mmなど)がございます。また、専用カメラは画素数として2MタイプとVGAタイプなどがございます。


【 適用例 】


□ 利用シーン 1.手前と奥にある被写体撮影

これまで、手前と奥の被写体を撮影するために複数のカメラを使用したり、カメラの位置を移動させていたケースに対して、フォーカス調整なしで手前と奥の両方にピントを合わせることが可能となります。これにより、QRコード認識、ラインを流れる物体認識などに適用できます。対象被写体間の被写界距離が数10cmの範囲の撮影には、例えば焦点距離8mmの専用レンズと、VGAの専用カメラの組合せなどが適切です。
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□利用シーン 2.斜めの被写体撮影

これまで、斜めの被写体に対して、複数のカメラを使用したり、カメラのピント調整を行う必要のあったシーンに対して、フォーカス調整なしで手前から奥側にピントが合わせられるようになります。 これにより、これまで手前と奥側で複数撮影を行った後に、複数画像をつなぎ合わせていた作業などが不要となり、1ショットで手前から奥側までの情報が撮影できます。OCRや基板検査などに適用できます。対象被写体間の被写界距離が数cmの範囲の撮影には、例えば焦点距離35mmの専用レンズと、2Mの専用カメラの組合せなどが適切です。
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